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竹罪のローラースルーゴーゴー

竹罪がローラースルーゴーゴーをヤフオクで落としたという噂を聞きつけ、阿倍野にいってきました。竹罪(たけつみ)とは、あべの橋商店街にある「超常現象研究会」に籍を置くクリクリ坊主の事です。そのラボは畳張り6畳8畳二間の長屋を改装したもので、柱と壁を取り払っており、プライベートな空間がまるでないので、何か休憩所と間違えておじいさんがよく勝手に座ってます。
僕がラボにつくと、竹罪は青ざめていました。ローラースルーゴーゴーで畳を走ったところ、畳が全部死んだそうなのです。そこまではまぁ良かったのですが、これはいかんと竹罪が休憩してるおじいさんを追い払い、畳の張り替えをしようとしたらしいのです。
果たして、おじいさんがおもむろに立ち上がったところ、ケツのところからクッキーが出てきました。いやこれまてと、竹罪がおじいさんをもう一度座らせ、また立たせ、それはまるでポンプのごとく動きをおじいさんに工作したところ、クッキーが増えるわけなどはなかったのですが、おじいさんが畳にバンプするハンプに合わせて通りすがりの黒人が踊り出したのです。竹罪はそのビートに魅せられ、全門が開いたといいます。その後オーバードーズを経てバッドに入った状態の竹罪が、その日僕が初めてみた彼の姿でした。

超常現象を研究するものが、それを意図的に生み出そうとしたという歪みが恐らくは黒人の暗黒ビートに繋がったのでしょうか。ランダムに巻き起こる、あるいは自分の身に降りかかる偶然や奇跡のようなものを二度求める事は愚であると、僕は竹罪の表情に教えられました。
しかしながら、その二度と復元できない事象でさえ、自分の持ちうる最高の機械でショットする事ができれば、他の誰かへと、同じに近いものを分け与える事ができると考えます。それは静画でも映像でも音楽でも何でもいいのだと思います。

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